WORKS

自分らしく生きるためのデイサービス
2021

自分らしく生きていく。当たり前のようで難しいテーマ。それを実現していくためのデイサービスをクライアントと試行錯誤しながらつくりました。

デイサービスでの運動は、極力家でも日常的に行えるように、一般的な器械運動は最低限のものとしています。プラットフォームと呼ばれる、熊本産い草を用いた畳に肌に触れても柔らかく優しい、針葉樹であるスギで組み上げました。ここでは、立ったり座ったり等、日常生活における動作を行うため、畳を目積として防滑性に配慮したこと、畳の下にクッション材を入れることで、動作の衝撃を和らげる効果を持たせています。

利用テーブルとスタッフのカウンターテーブルは、天板の素材とデザインを統一することで、スタッフが、心理的に近くフラットな関係性でいることが、自分らしい素を出していくために大切なことだと考え、計画しました。

空間においてもできる限りつくり上げていく人の顔のみえる可を図りました。単に工務店さんに工事を全てお願いするのではなく、職人さんを一部厳選して入っていただくことで、持続して関係性が構築できるような仕組みを作って行きます。

自分らしく生きて、幸せになる。

当たり前のようなことで、実は意外と難しいこと。このフレーズに響く方は多いのではないかと。私自身もその1人でした。ただそれを頭の中にしまうのではなく、出来る限り言葉として発言して見える化し、デザインしていきました。お客様の大切な想いをカタチにできたことを嬉しく思います。

  • 場所
    兵庫県高砂市
  • 用途
    デイサービス
  • 延床面積
    73㎡
  • 規模
    鉄筋コンクリート造
  • 竣工年月
    2021年9月
  • 施工
    高橋建設/CALL/播磨畳内装工房/八木建具/井上建設
  • 写真
    久保佳正