NOTE

子ども部屋と広さの捉え方
2020.4.11

“新居浜の家”の子ども部屋です。部屋と廊下は扉を引戸としており、片方にまとめて引きますと、写真のように縁側空間と一体になったような場所になります。勉強は基本リビングですることや寝るときだけ部屋に帰るということを考えたとき、部屋の仕切り方も柔軟性があったほうが良いと考え、このような提案としました。引戸って、開ける大きさを調整できるのがいいですよね。

半分閉めたり。1/3だけ閉めたり、と柔軟性があるので、時と場合によって使い分けられるのが最大のメリットだなぁと思います。風通しにも最適ですよね。トイレ等は座る場所なのでプライベート要素がより強まる場所と考え、開き戸の方が、開け閉めがはっきりしていて適していると思います。バリアフリーを意識すると、動線の邪魔をしない引戸がオススメです。お客様により求められていることも違いますし、環境や境遇も違うため、柔軟に答えながら、質の高い空間を提案しています。

また、屋根についても、木組みをデザインとして見せてあげることで、のびやかさが天井に生まれて、あたたかさと安心感が高まります。安心感は心の落ち着きにもなり得るので、その落ち着きが精神的視座を下げるため、実際よりも広く感じるようになります。木組みも見せるなら大胆に見せてあげることが、このような効果を高めるように思います。

家族みんなが1つの屋根の下で集まって暮らすことは、あえて大きな部屋をいくつも設けるよりも、1つの場所の大きさや質を充実させて、他を必要最低限の大きさとしたり、本来人が通過するための動線の用途しかない廊下を部屋の一部と捉えられるような計画とすることで、少ない床面積でも広く感じられる空間をつくることが十分にできます。要望に合わせて、各部屋の大きさの優先順位は決めていくのですが、坪単価と言われるように、面積がかさむとお金もそれだけかかってくるので、いかに意味のある空間を提案できるかが費用対効果にも関わってきます。大なり小なり様々なご相談をいただいておりますので、お気軽にお問合せくださいね。

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私たちは、兵庫県加古川市を拠点に活動する建築設計事務所です。”優しくなれる場所をつくる”をコンセプトとして、自然と人が寄り添うワクワクできる場所づくりを実践しています。時代を見据えた従来の概念に捕われない柔軟な発想で、場作りのご提案を致します。建築だけではなく、資金計画はもちろん、敷地探し等も対応しております。店舗の場合は、企画・立案~建築以外の庭廻りやグラフィックデザインまでトータルのご提案が可能ですので、ぜひ小さな疑問ややりたいことをお問い合わせください。コンタクトフォームはこちらからどうぞ!

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