NOTE

節目をカタチに残していく
2020.3.29

コロナで自粛ムードが蔓延する中、僕たちの家でも妻が臨月を迎えようとしています。産婦人科での立会いが無理になったり、お見舞いも僕のみしか不可になったり。常にマスクはして行動していますが、公私ともに影響が出てきています。

↑写真:MEMORIさんより引用

とはいうものの、この臨月。もう二度とはやってこないこの機会。最善の注意を払うことは大前提のもと、きちんと産まれる前に写真を撮ろうということになりました。撮影してもらったのは、奈良と神戸のニ拠点で活動される株式会社青春の田村ヒロシさん。神戸の北野にある”写交場MEMORI”にて撮影していただきました。本当にありがとうございました。ただいま現像中です。

建物を建てるときにも、地鎮祭や上棟式など節目で催しますが、節目って大切だとここ数年で強く想うようになりました。これは建物に限らず、皆さんの人生において色んな節目がありますよね。この節目の出来事をきちんと何かカタチとして残しておくことは、その時の記憶を頭の片隅だけのみで残しておくことではないので、これからの人生や生き方の指針や暮らし方に大きな影響を与えるのではないかと。だからこそそのカタチの残し方も大切だなぁと。なんか家と似てますよね。

マタニティフォトは、よく飾り付けをして撮影することが多いみたいです。せっかくの記念だしそういうのも実際ありだと思います。僕もこういったことは疎く知識不足で、妻にも話を聞きながら、皆どんな風に撮影しているんだろうと夜な夜な調べてみました。

その結果僕らが求めているのは、シンプルさでした。シンプルというと少し語弊があるかもしれません。素朴というか、赤ちゃんが産まれるというこのタイミングでの僕たちの表情やオーラ、潜在的な心情といいますか。飾らずともそれらってどこかから現れているのかもしれないと思ったのです。写真はそんな機微を映す力があるんじゃないかと。

普段こういう設計の仕事をしているからかもしれませんが、カタチを作るときはお客様の想いがあって、それらの要素をまとめながら、良い意味で引き算していき、カタチにしていく流れを大切にしています。詰め込みすぎると見た目としても圧迫感や雑多感が生まれたり、方向性を定めにくくなったり、そういう自分なりの経験があるからです。だからこそ、シンプルさを結果求めていくのだと思います。

写真撮影は田村さんのお陰もあり、たくさんの笑いの中で終えることができ、今現像中です。完成が楽しみ。また写真ができたら、そのときの事をアップしたいと思います!お楽しみに。