NOTE

設計の仕事とは?
2018.11.21

この仕事を続けていると、設計をする仕事は設計だけの話ではないことに日々直面します。様々な事柄をまとめていくことで、空間は作られていきます。

お客様からお話を伺い、図面を作成するというものだけでは決してありません。お話を伺うことや同じ時間を共有していく中で、どういった考えをお持ちなのか、どんな暮らし方をされているのか、純粋にそんな部分を体感して、本当に大切にしたいことをカタチにしていきます。

あと、住宅や店舗の場合、どちらにでもいえることなのですが、資金繰りをどうするのか?という話にも向き合うことが多々あります。住宅の場合だと、お客様の暮らし方やこれからのことを踏まえて生涯設計を行い、その上で住宅ローンの話を進めてお金の面を円滑に進められるようにします。また店舗の場合、どの時期からスタートしたいか等、大枠のスケジュールを押さえた上で、資金調達の手段を吟味します。銀行はもちろん補助金のことまで考えていきます。

工事の取り組み方としては、近頃は工事を自分たちでしたいという意欲的な人もたくさんおられて、そこも積極的に取り入れた考え方をしています。ただスケジュールなどが決まっている場合、その日は第1に守りたいものです。間に合わない場合は、その時点でお伝えはしています。そういったときは柔軟な工務店さんに入っていただくことで、期間のことを守りながら、全体的な流れをきちんと組み上げて、その上でDIYを取り入れたりします。そうすることで、自分たちが作ったという愛着が安心のもと育むことができ、オープンの時にもその熱をきちんと帯びていくように思えるからです。そういった穏やかな空気というものを大切にしています。

こう考えていくと、設計という仕事は、建築のことだけではなく、様々な要素を設計していることに気付きます。各現場で直面する問題に1つ1つ、きちんと取り組みながら、今もこれからも経験値をきちんと積み上げて、もっと人に寄り添った空間を作っていきたいです。皆さま、どうぞよろしくお願いしますね。