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子どもとアートに触れる旅

2020年4月に子どもが生まれ、コロナもあって夫婦ともに旅行に行くこともなく、あっという間に2023年。

私たちの結婚記念日が、10月なので、今年は娘も一緒に3人で旅行へいこうということになりました。

2020年4月に子どもが生まれ、コロナもあって夫婦ともに旅行に行くこともなく、あっという間に2023年。

私たちの結婚記念日が、10月なので、今年は娘も一緒に3人で旅行へいこうということになりました。

 

行先は、石川県金沢市。

駅弁を食べながら、特急サンダーバードにユラユラ揺られながら2泊3日の旅行へ行ってきました。

子どもを連れて3時間電車に乗るのはまぁまぁ過酷だなと痛感...世間のご家族はどんな感じなのか...

 

 

金沢駅へ着き、ホテルにチェックイン。それから3日かけて、「近江町市場」「ひがし茶屋街」「長町武家屋敷街」など、王道ルートを歩き、どこもすごくいい場所だなぁと思っていたのですが、その中でも印象に残ったのは「金沢21世紀美術館」でした。

 

元々アートを見ることが大好きで、建築に触れるようになってからから、美術館や芸術祭でアートを楽しむことが1つの趣味になりました。 

 

「金沢21世紀美術館」は、建物がとても柔らかく開放的で、マチに開かれた親しみやすい公園のような場所。

修学旅行生と遠足、観光客、インバウンド、近所のご家族など、様々な人たちでにぎわっていました。

室内は、貴重な展示物が多かったので子どもには少し手厳しかったのですが、美術館の外にある、「あるアート」に娘がすごく反応していたのが印象的だったんです。

 

 

「おーい!おーい!もしもしー!」

とひたすら娘が叫んでいたのは、ラッパがニョキッと地上から生えたアート。

ラッパが糸電話のような仕組みになっており、また別のところにあるラッパと地中でつながっているんですね。

 

「おーい!おーい!もしもしー!おーい!」

と娘が叫んでいると...

 

「はーい!きこえますかー?」

と知らない人の声。

 

「えっ!声が聞こえるよ!」

と娘はすごく笑顔で、嬉しそうにずっとラッパに話しかけていました。

 

その先にいた人は、目で確認できる距離感のラッパの場所にいて、「おーい!」と手を振ってくれました。

娘はすごく驚いていました。面白いアートです。

 

全然知らない人だけど、ラッパの糸電話を通じて、交流ができて。

それが無ければ、おそらく会話を交わすこともないかもしれません、出会うこともないかも。

電話やラッパってやっぱりすごくなじみ深いですもんね。アートというと距離感を感じる人がいても、これならだれでも親しみやすい。

 

人との関係がだんだん希薄になっているように感じていたけれど、とても温かいアートに出会えて、私たちはとても幸せでした。

 

なにより、娘に、こんな新鮮な体験に触れさせてあげられることが、なにより嬉しかったです。