半地下のイタリアンバル
場所は兵庫県加古川市。
共同住宅の地下にあるテナントをリノベーションしました。石窯のピザをふるまいたいという想いから、場所づくりを行いました。
コンクリートの打ち放しの空間に、パーティションとなる間仕切り壁を最低限作り、客席・バー・厨房・スタッフ室・トイレ・ストックヤードを計画しました。
変化を楽しみ、関係性を拡げていく
客席と厨房・スタッフ室を仕切るためのパーティションは、黒板の壁として計画しました。変化するメニューを記載したり、オススメのワイン等をディスプレイしたり。コーヒーは加古川で活動する、My roomさん(現ROOM2)のコーヒー豆を販売したり。オーナーさんの周囲で商いをされている方々と連携し、店舗としての価値を高められるようなデザインとしました。
みんなで作るということ
工事は、オーナーさんも私も入りながら、関係者が総出で工事を行いました。余談ではありますが、音が出ない工事は、スケジュールを間に合わせるために、夜な夜なみんなで頑張ったり、独立して間もないころでしたので、できることをなんとかしてやり、みんなで完成させました。そんな想い出深い場所です。みんなでつくるという意味を初めて知った瞬間でした。
場所:兵庫県加古川市
用途:飲食店(PIZZA BAR PEEPS)
規模:鉄筋コンクリート造3階建、地下1階(地下1階部分)
延べ面積:146.34㎡(44.26坪)
施工会社:分離発注方式
写真:大河内 優
コメントをお書きください